1ヶ月半前の8月16日に『うつ病で苦しむ嫁のために障害者年金の受給資格を調べてみた結果…』という記事を書きました。
ところが、この記事を書いた数時間後に大変なことになっていたんです。
仕事のストレスや病気の親のことで精神的に限界を超えてしまった嫁は、全身硬直、てんかん、幻覚、幻聴を起こして倒れてしまい、救急車で病院に運ばれたんです。
救急隊員にかかりつけの病院に連絡してもらったところ、当直が内科の医師ということで断られてしまい、我が家から30分ほどの距離にある精神病院に入院してしまいました。
入院になった経緯は急性期の症状があまりにもひどかったため、医師の判断と保護者である僕の同意で本人の意思は関係なく強制的に入院させる『医療保護入院』でした。
その時は夢中でわからなかったのですが、その病院はすべてが閉鎖病棟という群馬でも有名な精神病院で、普通の病院しか知らなかった僕はいろいろな意味でびっくりしてしまいました。
それから10日後くらいには、任意入院に切り替わったのですが、精神病ってのはケガや内科的な病気と違い、見た目や数値では良くなっているのかどうかはわかりませんので、退院はできていません。
その間に主治医との面談や心理テスト、CTや脳波の検査などをしているのですが、退院後の治療をきちんと進めていくためにも今やっとかなければいけないのが、障害年金の申請なんです。
障害年金は身体や精神に障害を抱えてしまって社会生活ができない人を助けてくれる制度です。
入院して1ヶ月半になるので、そろそろ退院のことを考えて、障害年金の申請をした方がいいとケースワーカーに言われたので、今絶賛行動中なんです。
ところがこの申請ってのが、想像を絶するめんどくささなんすよ(^▽^;)
障害年金の申請に必要な条件は、病気を発症した時点で年金に加入していたか、初診日の証明、現在の診断書、一定以上の期間、きちんと年金を払い込んでいるかなどいろいろあるんです。
年金に加入していたかとか年金を払っていたかとかはすぐにわかるんですが、初診日の証明には医師に書いてもらうもので、その書類ができたら年金事務所に行って、確認してもらって初めて年金申請用の診断書がもらえるんです。
そして現在の病状の診断書を書いてもらって、それができあがったら再び年金事務所に行って、不備がないかを確認してもらわなければいけません。
そしてすべてが用意できて初めて申請になるのですが、それでも認定されるかどうかはわからないんです。
最初はなんでこんなにめんどくさいのか?もっと簡単にできないのか?と思ったのですが、それは不正受給を防ぐためには仕方ないことだと気付きました。
だってホントに障害年金が必要な人なら、どんなに面倒でも最後までやり通すでしょ?
僕も嫁の気持ちが少しでも楽になるなら、どんな面倒なことでもがんばって申請まではこぎつけるつもりです。
つまり人事を尽くして天命を待つって感じですかねw
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