ホラー好きの僕が心霊系の動画を見るのは日曜日の朝と決まっているのですが、そのわけは夜だと怖いからにほかなりませんw
ということで、今日も起床後の一仕事を終えた後、ホラー系動画を見るべくプライムビデオのウォッチリストを開きました。
ウォッチリストにはさまざまなホラー系動画が入っているのですが、今日はホラー映画という気分ではなく、投稿系心霊動画の気分だったので選んだのが『闇動画』というものでした。
この闇動画の最初に話が廃墟に行って、そこでコックリさんを行うという内容だったことから、子供の頃にハマりまくったコックリさんのことを思い出しましたw
コックリさんというのは、70年代のオカルトブームの時に小学生の間でめちゃくちゃ流行ったものでした。
当時、小学生の僕はまさにど真ん中でその頃からエクソシストを何度も見に行くほどオカルト系が大好きだった僕がコックリさんの話題に興味を持たないはずがありませんw
コックリさんというのは、狐(こ=キツネ)、狗(く=イヌ)、狸(り=たぬき)から来ているので、本来であれば『コクリさん』と呼ぶべきなんでしょうね。
ともかく低級な動物霊を呼び出して、いろんなことを占ってみるという一種の降霊術なんです。
今考えれば、低級な動物霊になぜ人の言葉や気持ちが理解できるのか?という疑問を持ってしまいそうですが、当時の僕はそんな疑問はつゆほども持りませんでした(^▽^;)
ということで、もちろん友達と一緒にやってみたんです。
コックリさんのやり方は簡単でまず意思を知るための紙と10円玉を用意することから始まります。
A4サイズくらいの紙を横向きにして、一番上の真ん中に『鳥居』その左右に『はい』と『いいえ』を書きます。
その下にあ~んまでの50音を書き、一番下には0~9までの数字を書けばできあがりです。
コックリさんを呼ぶためには厳重な2つのルールがありました。
ひとつめはコックリさんは必ず3人で行わなければいけないということ
ふたつめはコックリさんが来ている最中は何があっても10円玉から指を離してはいけないということ
この2つだけを守っていれば呪われないと言われていたのですが、そういうルールは地域や年代によって変わっているようですねw
ちなみに闇動画でのコックリさんは2人でやっていましたw
紙と10円玉と3人が揃ったところでいよいよコックリさんを呼び出します。
鳥居の上に10円玉を置き、3人が10円玉に人差し指を乗せたら、せーので声を揃えて呼び出しの呪文?を唱えます。
『コックリさん、コックリさん、南の窓が開いていますので、いらっしゃいましたら『はい』に行ってください』
この呪文?を3回連続で唱えたら10円玉が動くか様子を見ます。
うまく来てくれるとするすると10円玉が『はい』に向かって動き始めるのですが、最初にこの動きを見た時はホントにビックリしましたし、なによりうれしかったのを覚えていますw
動かないようなら、動き出すまで呪文を唱え続けるのですが、それでも動かなかったら今日は来れないんだとあきらめましたが、僕らの場合、9割方は動いてくれました。
『南の窓』も地域や年代によってはまったく無い、というか僕らの地域だけだったのかもしれませんw
帰ってもらう時には『コックリさん、ありがとうございました。お帰り下さい』と唱えて鳥居に10円玉が着いたら指を離して終了です。
それからというもの、放課後には校庭で、日曜日には自転車のカゴに紙と鉛筆を入れて、財布の10円玉を確かめて出発し、朝からコックリさん三昧でした(^▽^;)
いろんな質問をしたり、何の霊なのかを聞いたり、チカラを試すために校庭にいる他の生徒を転ばせてもらったりしていましたw
もちろん日本全国で起こっているコックリさんをやっておかしくなってしまった小学生のウワサは知っていましたが、当時の僕はそれはルールを守らないからだと思っていました。
僕らのコックリさんブームはおそらく1~2ヶ月続いたと思いますし、回数で言えば数百回はやったと思います。
そしていつの間にかコックリさんをやらなくなり、大人になった時には懐かしい思い出として笑い話になりましたw
でも大人になった今でも10円玉が勝手に動き出す現象は不思議なので調べてみると、霊が原因説、潜在意識説、筋肉疲労説、参加者の誰かが意識的に動かしている説などがありました。
大人になった僕がこの説の中で最もあり得ると思うのは『潜在意識説&筋肉疲労説』ですね。(Wiki参照)
いずれにしても、数百回コックリさんをやってきた中には、友達が途中で指を離したこともありますし、コックリさんが途中で動かなくなったこともありますし『お帰り下さい』と言っても『いいえ』にしか行かないこともありましたが、呪われずに立派な?オッサンになれたことからコックリさんの呪いなんて決してありえないことが証明されましたねw
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