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ショック…朝まで電子レンジに残されたとり天の話

我が家では最近、冷凍具付き麺というものにハマっています。

具付き麺には、ラーメン、ちゃんぽん、うどん、そばなどがあり、レンチンや鍋で簡単調理ができるのですが、最大の特徴は具付き麺の名前の通り、具が付いていること。

ラーメンだったらチャーシュー、うどんやそばなどは天ぷらが付いていたりします。

普通、麺類の場合、麺と具を別々に用意しなければいけませんが、この具付き麺だとそれだけあればOKというスグレモノ。

しかも、どれを食べても美味しいというねw

そして我が家の昨日の夕飯はエビ天が付いたうどん。

税込192円と激安なのにエビ天が付いているということで、何度か食べているのですが、エビ天1本だとちょっと足りないと思い、冷凍のとり天(6個入り税込148円)をトッピングしようと用意しました。

我が家では具付き麺はレンチンではなく、鍋で作るのですが、ガスコンロが2つなのでいっぺんに作れるのは2人分。

嫁とセガレの分のうどんを火にかけ、とり天を電子レンジに入れ、うどんが出来上がる時間を見計らってトッピングのとり天を温めようという計画。

うどんが煮えてきて、美味しそうな香りが鼻孔をくすぐりだしてちょっと煮たら出来上がり!

うどんを器に盛り、エビ天の位置を整えて、見栄えと香りを楽しむために青ネギを多めにパラパラっと乗せればうどん屋さんで700~800円はするんじゃね?と思われるほどの出来栄え。

寒い夜に家族団らんで湯気の立ち上るエビ天うどんをすすればそれだけで幸せ♪

お腹も心も温まり、いつものように海外ドラマを見て、翌日の仕事のために11時過ぎに就寝しました。

朝6時。

目覚ましにたたき起こされ、眠い目をこすりながらトイレへ向かう。

ふと、電子レンジが目に入った瞬間…

『あれ?とり天食べたっけ?』

昨日の夕飯時を思い出す。

うどんを煮て、器に盛り、エビ天の周りに青ネギをパラパラ…あったかそうな湯気が…と、と、とり天が無い!

恐る恐る電子レンジのドアを開けると…トレーに入ったままのとり天がちょこんと鎮座ましましてる…

「だ、だあぁぁぁぁ~~~」

忘れた…とり天食べるの忘れた…

頭から血の気が引き、ヒザから崩れ落ちるような感覚に襲われましたorz

と、同時に嫁とセガレの顔が浮かび、なぜかすごく悪いことをしたような感覚にも襲われました。

いや、嫁とセガレは別にとり天を食べたがってたわけじゃないんすよ?

でもね、なぜかすごい罪悪感なんです。

148円を無駄にしてしまったということもあるんですけど、そんなことより嫁とセガレにとり天を食べさせられなかったという申し訳ない気持ちの方がはるかに大きい。

電子レンジは冬には氷点下近くになるキッチンにあるので、もしかしたらよく温めれば食べられたかもしれませんが、万が一、食中毒にでもなればちょっと怖いということで、ごめんなさいと言いながらとり天をゴミ箱に捨て、仕事に向いました。

帰宅後、そのことを嫁とセガレに言うととり天があったことすら知らなかったと笑い飛ばされましたが、やっぱり罪悪感が残っていました。

次からは温める寸前まで電子レンジには入れないようにしようと心に誓いました。

てか、電子レンジも「食材が入ったまま温めていません。早く温めないと腐っちゃいますよ?」とか定期的に言ってくれればいいのにw

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