アシナガバチは春に巣作りを始めて、夏に最も活発に動き、秋には女王バチが冬眠の準備に入ると言われています。
そして我が家はアシナガバチが巣を作りたくなる環境なのか?毎年春になるとアシナガバチが偵察に来ます。
それからアシナガバチとの戦いが始まります。
というのも、僕も嫁も次にアシナガバチに刺されたらアナフィラキシーショックを起こす可能性があるからなんです。
アシナガバチが攻撃してくるのは巣に近づきすぎたり、巣を揺らされたり時で積極的に人を攻撃することは無いらしいのですが、そこは異種の共存のツライところw
こっちのその気が無くてもアシナガバチの方が『俺たちの巣を攻撃しやがって』と勘違いされたら終わりです。
もし巣が作られてしまえば、結局は殺虫剤で殺処分することになるわけで、そうなると刺される危険も増しますし、無駄な殺生をしてしまいますし、殺虫剤の費用もかかってしまいます。
できればアシナガバチに巣を作らせないのがイチバンいいわけです。
アシナガバチに巣を作らせない木酢液
そこでアシナガバチに巣を作らせない方法をいろいろ調べたのですが、木酢液くらいしかありませんでした。
木酢液というのは、木炭を作る時の煙を集めて液体にしたもので、主に園芸用に使われる天然素材ですが、アシナガバチを寄せ付けない効果があると言われています。
しかしアシナガバチが巣を作るのは木の枝の場合もありますし、家の軒先の場合もありますので、どこに巣を作るのかわかりません。
我が家でも木の枝に作られたこともありますし、軒先に作られたこともあります。
木の枝なら木に木酢液をかけておけばいいかもしれませんが、家の軒先すべてに木酢液をかけることはできません。
またこの記事ではペットボトルトラップでアシナガバチを退治する方法があると書きましたが、ペットボトルトラップは巣が作られてからの対策なわけで、巣を作らせないためではありませんので却下。
Twitterで話題になったダミーの巣
いい方法も思いつかないまま、2年が過ぎた2018年の春、Twitterで話題になったのがダミーの巣でした。
今年もアシナガバチが巣を作る場所の偵察に来ました。巣を作らせない方法として成功したのはこれ。巣に見立てた物を吊るす。先約が居ると思わせるそうです。薄荷も試したけど効果なかったので、ネットで調べたらこれが出てきました。
今のところ毎年成功しています。 pic.twitter.com/zGmVGBtcEW
— sakiko@ひきこもり (@sakikob_w) April 12, 2018
このダミーの巣、新聞紙を丸めて吊るしただけという簡単すぎる方法です。
こんなんでホントにアシナガバチが巣を作らないのか?と思いましたが投稿者によれば毎年成功しているということ。
この方法ならお金もかかりませんし、ダメ元で試してみる価値あり!ということで2019年の春にやってみました。
新聞紙を2枚使って丸めただけ。
それを軒先にぶら下げました。
それから約半年経過しましたが、アシナガバチの姿は見るものの、家の周辺に巣が作られることがありませんでした。
このダミーの巣のおかげで巣が作られなかったのか?他の要因なのか?はわかりませんが、0円でできる方法でなんのデメリットもありませんからこれからも続けて行こうと思っています。
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